香川県 高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
ブリッジ治療を受けている方は
土台となっている歯が割れやすく折れやすいことを
知って下さい。
ブリッジ治療のデメリットをお伝えます。
①両隣の健康な歯を大きく削る必要がある
歯の表面の一番硬い部分を削り取ります。
ですので歯の神経に当然近くなります。
歯の神経近くまで削るということは
痛みが出やすくなるということです。
そして痛みが出た段階で
その歯の神経は取るしか方法はありません。
歯の神経を取るとその歯は死にます。
死んだ歯の強度は10分の1まで一気に落ちます。
ですので歯を失う時期がはやまります。
②過剰な噛む力により両隣の歯が揺さぶられて抜けてしまう
ブリッジ治療で恐ろしいことは
この噛む力により、歯が揺さぶられ釘ぬきのように
両隣の歯達たちが抜けてしまうことにあります。
ブリッジをかけた歯たちは
歯がないところに橋をかけているわけです。
つまり、
本来であれば
4人か5人でおみこしをかついでいるところを
たった一人で必死でかついでいるようなもの、です。
店員さんが10人で必死で働いていたところを
7人くらいが辞めて
残りの3人で必死で回しているようなもの、です。
そんな状態が毎日続けばいかがでしょうか?
最初のうちは
耐えることができても
すぐに疲労で残りの3人も倒れてしまいます。
そんなものです。
ブリッジ治療の土台となっている歯は
折れやすく
割れやすい状態です。
特に奥歯は1本にかかる噛む力の負担が
大きくなっています。
断続的に噛む力がかかると
かならず、折れたり割れたり
ということが起こります。