審美歯科とは、簡単に言うと「歯を美しくする方法すべて」のことをいいます。
虫歯や歯周病といったお口の中の病気を治療する通常の歯科治療とは全く異なるものです。
一般的な歯科医院においての審美歯科とは以下の3つです。
通常、審美歯科というと患者さまが最も多くイメージされることは「歯を白くすること」です。
例えば前歯2本の色が茶色いので、「白くしたい!」といった場合に、通常は、以下のような流れで治療を行います。
簡単にいうと、治療の流れです。
多くの審美歯科治療でよく問題になることのひとつに「自然じゃない」「いかにも上から被せているのがわかる」といったお悩みです。
前歯2本の色だけが妙に白くピカピカとしているため、他のご自分の歯との違和感が大きくなってしまう、というものです。
原因は、指示書一枚で、大量生産される歯科技工所に作成を依頼してしまうことにあります。
被せ物を作る歯科技工士は、その患者さまのお口を見ていません。ましてや、「その周辺の歯がどんな感じか」「どんな色か」、または「歯には模様がついているのか」「凹凸はどうなのか」など、当然知るすべもありません。
シェード番号で指示された色調の被せ物を歯の形に添って作るだけですので、当然このようなことになってしまいます。
審美歯科は、いわばアートの世界だとお考え下さい。
歯科医師の技術、またそれを作る歯科技工士の腕やセンス次第で、大きく変ってまいります。
(他医院で自由診療でセラミックの治療を行っている 上の前歯6本)
上の前歯、歯茎との境目が露骨で、白さ、形が不自然です。明らかに被せものをしているとわかってしまいます。
(吉本歯科医院でのセラミックの治療をやりかえた完成写真 上の前歯6本)
歯茎との境目に違和感がなく、ご自分の歯のように見えます。治療していない両隣の歯の色、風合いに合わせて被せものをつけています。
意外に知られていませんが、歯の表面を削りますので、その削った部分の隙間からバイ菌が入りやすくなり、虫歯や歯周病になる可能性が非常に高くなります。
吉本歯科医院にお越しなった患者さまの多くが他医院で治療をされ銀の「詰め物」「かぶせ物」をしています。
患者さまのお口のレントゲンを取ると明らかに銀歯の中でバイ菌が繁殖し、歯を溶かし、重症な場合には歯の根までバイ菌が浸透してしまっています。
→吉本歯科医院の特殊接着技術へ
→歯科技工士の存在
吉本歯科医院の考える審美歯科とは、「白くすればいい」のではなく、あくまでもその患者さまがニコリと笑った時に、違和感なく、あくまでも「自然な白さに見える」ということです。
色を白くしたい、というケースひとつにとっても、シェードガイド(歯の色調見本)だけに頼ると、それはあくまでも人間の目ですので、意外にあてにならない場合が多くあります。その時の光の加減(日中、夜、照明)などによっても影響されてきます。
(他医院で自由診療でセラミックの治療を行っている 上の前歯6本)
上の前歯、歯茎との境目が露骨で、白さ、形が不自然です。明らかに被せものをしているとわかってしまいます。
(吉本歯科医院でのセラミックの治療をやりかえた完成写真 上の前歯6本)
歯茎との境目に違和感がなく、ご自分の歯のように見えます。治療していない両隣の歯の色、風合いに合わせて被せものをつけています。
一般的な審美歯科で使われるシェードガイド(歯の色調見本)
自然に見える審美歯科は下記の点に考慮したものでなければなりません。
(1)歯科用測定装置により超精密に色調をオーダーできる
例えば、オールセラミックなどの被せ物をする際に「色の選択」「作成の指示」は非常に重要なポイントとなります。
吉本歯科医院では前歯部で「クリスタルアイ(歯科用測色装置)」により、精密な色や形の再現が可能になりました。
通常、被せ物の色は上記のシェードガイドによって決定されます。
しかし、歯の色は、いろいろな種類(色差、明度、赤味、黄色味など)によって構成されています。
その色を人間の目で確実に見ることは不可能です。
クリスタルアイを使用することによって、人間の感性、いわば感覚で見ていた世界が科学的に再現されることができるようになります。
例えば、絵の具(シェードガイド)で微妙な色(実際の歯の色)を再現することは非常に困難です。
それがこのクリスタルアイを使用することによって、微妙な色合いの構成、◯色、◯色、◯色を混ぜて、この部分にこの分量でこの色を混ぜたもの、というように超精密に歯科技工士にオーダーすることができるわけです。
撮影時に外光を遮断し、標準補正された7band LED光源で測色する歯牙を撮影できるクリスタルアイは、撮影環境に影響を受けず、正確なシェードテイキングが行えます。
撮影した画像は専用ソフト「クリスタルアイ アプリケーションマスター」でサービカル(歯頚部)、ボディ(中央部)、インサイザル(切縁部)別にベストマッチするシェード、そしてシェードガイドとの色差(⊿E)、明度(⊿L*)、赤味(⊿a*)、黄色味(⊿b*)を数値とわかりやすいグラフ表示で瞬時に表示します。
歯科医院と歯科技工所が連携し、患者さまのご希望、歯科医師の指示を誤差なく共有することができることが大きな魅力です。
撮影した画像データはソフトウエアでエリアごとにベストマッチシェードとの色差(⊿E)、明度(⊿L*)、赤味(⊿a*)、黄色味(⊿b*)を表示同一画面内で使用するシェードガイドの選択、ベストマッチシェードガイドとのスプリット比較、測色結果は色差の小さい順に第1候補から第3候補までの表示と、様々な分析を簡単に行うことができます。
次のような「Laboratory Report」を、歯科技工所への画像指示書として添付します。
歯科技工所側で多角的に分析したものを作成することが可能になります。
隣在歯との色の対比や他の歯との歯並びの関係なども、細かく分析することが可能です。
(2)優秀な審美歯科の歯科技工士による作成
審美歯科の成功に絶対に欠かせない存在が、「優秀な歯科技工士」です。
吉本歯科医院での審美歯科(インプラント治療を含め)が、きちんと噛めて、そして見た目も美しく、成功を収め続けている理由にこの歯科技工士さんの存在があります。
本当にこの技工士さんとの出会いがなければこれだけ多くの患者さまを幸せにすることはできなかったでしょうから、この出会いには感謝しています。
被せ物を作成する歯科技工士さんですが、この世界はもう本当に完全にアートの領域であると私は感じています。
きちんとした噛み合わせ(咬み合わせ)の知識を持ち、それを実現するための技術を持ち、かつ、見た目も自然で美しい・・・そんな被せ物を作れる歯科技工士はそうそういるものではありません。
→吉本歯科医院のパートナー紹介
→歯科技工士の存在
審美歯科では、治療前に行う「カウンセリング」がとても重要です。
審美では、歯の機能的な回復だけではなく、あなたの魅力的な笑顔の実現が関係しますので、審美歯科では「一般歯科以上の高い技術力」「豊富な経験」「口元をデザインするセンス」が求められることはいうまでもありません。
しかし、審美歯科では、重要なものはまだあります・・・。
審美歯科では、患者様がどのような「口元を望んでいるのか」また「どのような治療で実現するか」が重要であり、じっくりカウンセリングを行なわないと、ご満足いただける治療が行なえないからです。
審美歯科では、患者様がどのような「口元を望んでいるのか」また「どのような治療で実現するか」が重要であり、じっくりカウンセリングを行なわないと、ご満足いただける治療が行なえないからです。
左)やや八重歯になって変色気味の歯でした。
右)審美治療の結果、白く綺麗に整いました。
左)古い差し歯や着色の歯、八重歯でした
右)審美治療の結果、白く整った歯になりました。
当院ではお客様の望む口元を実現することこそが治療の目的と考えます。
当医院では、これまで培った審美の技術と経験を活かし、お客様が本来持つ素敵な笑顔を実現できるように、お一人お一人親身になって治療に当たっていきたいと考えております。
審美歯科で実現する"美しさ"には、沢山の要素が関係します。
審美歯科の治療に使用する歯科用修復材の「クオリティー」はもちろんのこと、歯科医師の「"美しさ"の感覚」や「治療技術」、「リラックスできる環境」も必要です。
審美では、こうしたすべての要素を兼ね備えて、はじめてあなたが望む歯の"美しさ"が実現できるのです。
つまり、審美の観点から見ると歯をきれいにするには、個人差があり、理想もそれぞれ異なります。
女性らしい口もと、男性らしい口もと、ナチュラルな笑顔、ハリウッドのような笑顔、若々しく、個性的に...などお客様の様々な望みがあると思います。しかし、みなそれぞれに答えがあるのです。
まずはカウンセリングによって「十分に話し合うこと」が審美歯科の第一歩です。
審美に限らず、歯の事ならお気軽にご相談下さい。
当院の治療価格につきましては→治療価格についてをご参照ください。
A.素材によります。見た目、将来的な見た目の変化、細菌の侵入を防ぐ効果、金属アレルギーなど全てを考慮して素材をお選びいただくことをおすすめしております。1本あたりの費用ですが、40,000円~70,000円(税別)程度が目安です。素材についての詳しいご説明は担当のドクター、または衛生士からお答えさせていただきますのでお気軽にご相談下さい。
A.素材によります。
見た目、将来的な見た目の変化、金属アレルギー、歯茎との境目の見た目など、全てを考慮して素材をお選びいただくことをおすすめしております。HPにも記載させていただいておりますのでご参考になさってください。
1本あたりの費用ですが、10万円~20万円(税別)程度が目安です。
その他に歯を支える土台を作る費用が1本につき20,000円(税別)必要です。
素材についての詳しいご説明は担当のドクター、または衛生士からお答えさせていただきますのでお気軽にご相談下さい。
A.素材や接着の技術によります。
見た目、将来的な見た目の変化、金属アレルギー、歯茎との境目の見た目など、全てを考慮して素材をお選びいただくことをおすすめしております。
A.残念ながら現在保険で認められている素材の詰め物では、将来、金属アレルギーを引き起こす可能性や、再度同じ部分に細菌が早期に侵入します。そのような理由から当院では保険で治療されることはおすすめしておりません。
虫歯になって歯を治療する時、多くは虫歯になった部分に詰め物、被せ物をして歯を治療します。
その際に使われる詰め物、被せ物ですが、これは現在、保険で認められている素材を使いますと「アマルガム」「ニッケルクロム合金」「金銀パラジウム合金」などといった金属を使いますが、これらは全て金属アレルギーを引き起こすものです。
最近では「金属アレルギー」がよくマスコミに取り上げられるのでこの、アマルガムが引き起こす影響についても少しずつ知られてきましたが、この保険で治療するアマルガムは、歯の詰め物に使われるわけですが、時間が経てば少しずつ、金属が溶け出して含まれている水銀が血液中に流れ込んでいきます。
水銀はいわば「毒」と同じなので、水銀が体中に流れていくことで、さまざまな体調不良を引き起こします。
水銀が体にずっと入っている、ことの悪影響は計り知れません。
その不調はどこにでてくるかは人によってさまざまですが、手足の肌荒れ、原因不明の肩こり、頭痛、口の中のただれ、吐き気・息苦しさなど、を引き起こします。
では、なぜこのような素材を保険で認めているか、ということになります。
歯科における保険制度が今の形に指定されたのは、日本が戦後まもなく物質もない、非常に貧しかった時代に定められた制度だからです。物質がない時代にかろうじて歯科の保険治療に使える金属が、この「アマルガム」であったり「ニッケルクロム」「金銀パラジウム合金」であったのです。
その制度を50年たった今でも変らず適応させている、ということ自体がそもそもおかしいのですが今の日本の現状を考えますと、到底そのような予算はなく、最低限の治療しか受けられないのが「現在の日本の保険治療」ということになります。
これは歯科の保険にかかわらず、医科や介護福祉などの保険にもいえることですが、一度制定された制度を国として変える、ということは大変困難なことです。
現在、吉本歯科医院にも毎日のように、他医院で治療した部分をなんとか再治療したい、他医院で治療した部分が金属アレルギーを引き起こしている、といった患者さまが起こしになられます。
歯科医師は、自分や自分の家族、大切な人には絶対に保険の詰め物や被せ物をすることはありません。なぜならばその恐ろしさが自分自身で分っているからです。
自分の家族やまた、吉本歯科医院のスタッフの口の中には、ジルコニア、セラミック、ゴールドなどの安心できる素材しか入れることはありません。
また、通常の虫歯治療において、本当にきちんと治療をすれば同じ場所が何度も虫歯になったりすることはありません。
治療技術自体にも「優劣」があり、歯科医院によって、問題を引き起こすことも少なくありません。
→吉本歯科医院の接着技術はこちらからご覧ください
しかし、現実は、何度も何度も同じところが虫歯に侵され、その度に歯科医院に行って、削っては詰めて削っては詰めての繰り返し。気がつけば大切な歯を失ってしまった、ということがあまりにも多いのです。
こういったことにならないよう、吉本歯科医院では自由診療を実施しております。それは、私たちの考え方と技術があるからこそ、実現できているものなのです。
→吉本歯科医院の診断の基準はこちらからご覧ください
→吉本歯科医院の歯科治療成功の条件はこちらからご覧ください
歯の形、色、位置、見え方、笑った時、会話をするときに美しく見える口元を改善する治療方です。歯冠長を延長してセラミックス等の被せ物を入れることで歯の位置や見た目を改善します。
一般的には以下のようなリスクがあります。
その有無や程度は、症状や個人差によって異なります。
今ある歯の位置によっては、歯を大きく削ることになります。天然歯であれば神経を残した状態で被せ物が出来るか、神経を取った状態で被せ物になるかは実際に削ってみないと分りません。神経を残して被せ物となれば、しばらく冷熱痛や神経に触るような痛みを感じることがありますが被せ物が入れば数日で治まることがおおいです。
削る必要量が多くなれば歯に痛みがでますので神経をとることになります。神経を取れば、神経がある歯と比べると歯の強度が10分の1まで落ちます。根は残りますが歯の歯冠部分はなくなりますので人工的な土台(心棒)をいれることになります。
見た目がいい形の歯を入れるために歯茎を切除して骨形成を行います。
外科処置となりますので、術後に腫れや痛みあざが生じる可能性があります。
いずれも個人差はありますが1週間から2週間程でおさまります。
「審美歯科 歯を白くする」については、当院までお問い合わせください