香川県高松市の

かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯軋りや食いしばりにより歯がすり減ったり
破壊(折れたり、割れたり、ヒビが入ったり)することを知って下さい。
歯軋りや食いしばりにより
歯を失うことはあります。
neteiru.jpg
歯軋りは、99%の方がしています。
どんな方でも歯軋りはします。
それが正常です。
では、ここで問題です。
「歯はいつ、すり減って無くなってしまうんでしょうか?」

食事の時でしょうか?
ですが食事の場合ですと、歯と歯が、上の歯と下の歯が当たっているというのは
非常に短い時間です。
非常に少ない状況です。
実は、歯は、食事の時にも実際にすり減るんですけれども、
それ以外にもも っとすり減る時間帯があるのです。
それは、寝ている時なのです。
寝ている時が一番恐ろしいのです。
無意識に歯軋りをしている時です。
もしかすると「私は、歯軋りなんかしていないよ」と
思われるかもしれませんが、歯軋りは全員しています。
100%しています。
ただ、よく言われる一般的な「歯軋り」と言うのは病的なもの「すごく音がうるさい」とか「すごくくいしばっている」であるとか、そういった周囲の人がうるさくて気が付くもの、もしくはその痛みによって目が覚める方を指します。
しかし、実際は、ほぼ全員の方が歯軋り「磨り合わせ」とも言いますけれども、
上の歯と下の歯がきちんとすり潰せる様に、
すり合わせをする事によって、ぴったりと上の歯と下の歯が、
当たるようになる為に、すり減っていく、そういう機能を持っています。
ですので、ほぼ100%どんな方でも夜寝ている時には、
歯をすり合わせるように「歯軋り」をしています。
顎が自由に動ける様に、歯がうまくすり減っていくのです。
人間というのはそのような機能になっているんですね。
ところが、これが先ほどの「すごく音がうるさい」とか「すごくくいしばっている」といった病的な症状が出る方の場合は、どんどんすり減っていきますし、その力でもって歯が欠けたり割れたり、歯が揺れていったり、抜けていったりします。
年齢がお若い方であっても関係はありません。
ですので、それをくい止める必要があるのです。
歯がすり減っていく時と言うのは、
意識がありませんから、皆さん「僕はやってるよ」「私はやってるよ」なんて意識はありません。
食事の時はどうでしょうか?
硬いものを噛んだ時、石を噛んだ時、「痛い!」と思うわけです。
なので意識して、噛むのをやめます。
しかし、寝ている時は容赦なくやる訳です。
ガンガンガン! ギリギリギリ!
容赦なく、です。
その時が1番怖いのです。
寝ている時の歯軋りや日常的な食いしばりにより
歯が折れたり、割れたりして
歯を失うことがあることを知って下さい。
kougou.JPGのサムネール画像
インプラント治療も「かみあわせ」をきちんとすることを考慮し
治療計画をたてていないと、将来必ず故障します。
歯科治療で最も重要なことは「かみあわせ」です。

Follow me!