香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
レントゲンの撮影ですが
歯科医院で何度か体験されたことがありますよね。
レントゲンの見方はご存じでしょうか?
レントゲンの見方を知って頂くと
今
自分の口の中がどういう状況で
なにもせず経過を見ていても大丈夫なのか?
今後どのようになっていくのか?
すぐに治療した方がいいのかどうか?
そういうことが自分自身で判断できるようになります。
まず
歯は何で支えられているか?
ご存じでしょうか?
鏡を見ますとこのように
映りますね?
歯茎の上に歯が乗っかっています。
ですので
歯って歯茎で支えられてるんじゃないの?と
思われてる方
とっても多いんです。
しかし
見えてるのは
歯の頭の部分だけで
実はその下に長い根っこがあって
根っこの周囲を硬い骨で覆っています。
硬い骨で覆われているので
歯は動かないんです。
歯茎はその上に
薄く一層だけ乗っている
これが歯の状態です。
イメージ的には
畑に大根が植わっている
そう考えて下さい。
次にレントゲン写真です。
知って欲しいことは2つです。
①
右側が映っていて(R)
左側が映っていて(L)
だいたいが真ん中から左右対象
人間の場合はうつります。
②硬いものが白く映る
です。
CTでも同じように
硬いものが白く映ります。
口の中で硬いものといえば
何でしょうか?
歯の頭
歯の根っこ
歯の根っこを支える骨が硬いです。
歯茎は肉なので
やわらかいです。
ですから
レントゲン写真には映ってきません。
イメージ的には
このように畑があって大根が植わっている感じです。
そもそも
なぜ多くの歯が必要なんだと思いますか?
重たいものを運ぶ時
車で運べないような大きいもの重たいものを運ぶと思って下さい。
トラックやトレーラーのように
タイヤがいっぱいのもので運ばないと
運べないですよね?
ですので
多くの歯が必要となります。
上の歯はこの頭を中心に
振り子のように整列しています。
下の歯は
上と同じような湾曲・角度で
成立しています。
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そしてこの上下の隙間
この隙間が均等に空いていれば
噛む時に上下の歯で均一に噛む
そして
擦り合す
ということができます。
歯医者さんで
あまりここまでの話をされる先生はいらっしゃらないと思います。
知っておいて欲しいと思います。
ご自身のレントゲン写真を見た時に
この
上下の隙間が
均一になっているかどうか?
はやく当たる部分がないだろうか?
確認してみて下さいね。
はやく当たる部分があれば
そこは将来必ず破壊されます。
一か所にだけ過度な力がかかっているので
破壊されます。
こういったことが
レントゲン写真でわかるのです。