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香川県 高松市の

かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
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何度も治療しても
同じところばかりが何度が虫歯になるのは
そうなる原因がかならずお口の中にあるのです。
虫歯の原因は
はみがきをしなかったことによる
ばい菌だけではありません。
この患者さんのレントゲン写真をみていきましょう。
青い◯で囲んだ部分をご覧下さいね。
下の歯の6番目の歯、もうすでに過去に歯の神経を取る治療をしています。
上に被せものを何度もするのですが
何度も何度もはずれ、そのたびに削って治療することを
繰り返してこられたそうです。
下の6番目の歯にあたる上の歯も
白くなっていますね。
白くなっているのは
自分の歯ではなく
既に神経を取る治療をし、被せ物をしています。
つまり死んだ歯です。
この上の死んでしまった歯も
かみあわせをきちんとしておけば
もしかすると、歯の神経を取らずにすんだかもしれません。
根本原因は
かみあわせです。
もう一度ご覧下さい。
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向かって左側の下の歯
一番はしに見えるのが
8番目の歯(親知らず)です。
8番目の歯(親知らず)を抜かずにおいておいたことにより
7番目の歯がまず横に倒れ少し、上に押し上げられています。
ドミノ倒しのように
歯は倒れます。
7番目の隣の歯、6番目の歯は
1本だけぴょこんと上に押し上げられています。
これは親知らずが横に押す力により
まずは横に倒れ
行き場がなくなりさらに上に歯が押し上げられたんですね。
上に押し上げられた6番目の歯は
1本だけ、上に持ち上がっていますので
当然、1本だけが上の歯にガンガンと当たります。
当たりが強すぎる状態が断続的に続くわけです。
下の6番目の歯が下から上にガンガン突き上げ
毎回のお食事で強く当たりますので
当然、破壊されます。
恐らく
上の歯は痛くなり
歯の神経を取る治療になったのでしょう。
そして今回
下の6番目の歯も
いよいよ破壊がすすみ
歯の根が激しく割れるような状態にまでなっていました。
この状態になり
吉本歯科医院にお越し下さいました。
歯の根が割れると
その歯はもう抜くしか手はありません。
最初にお口全体のかみあわせを診て
虫歯治療なり、かみあわせの調整治療を受けていたなら
こんなに多くの歯の神経を取る治療をする必要もなく
歯を抜かなくてはいけない状態にまでなってしまうことは
なかったのです。

歯の治療で
もっとも重要なことは
かみあわせです。

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