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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 

吉本歯科医院の吉本彰夫です。
いきなり
顎に痛みを感じだし
口を開けると「ズキッ」っとするような痛みを
感じはじめた
ということで
受診される方がいらっしゃいます。
若い女性に非常に多いです。

口を大きくあけると
カクカクと顎の音がするんです
というご相談です。
または

口を開けると痛い
口を大きく開けると痛い
ステーキのように噛みしめるものは食べることができず
ハンバーグはほうばることができず
お寿司でも小さく小さく一口サイズにおはしでしてから口に入れる

口を開くとシャリシャリ、カクカクと顎の音がする。

硬いものをつい噛んでしまうと
ズキンズキンと痛みがしばらく続く。
という症状で長年苦しまれている方がいらっしゃいます。
上記のように慢性的になっている方もいらっしゃいますし
ある日突然
口を開けると激痛がして
口を少ししか開けることができなくなった
という方もいらっしゃいます。
いずれも顎関節症の症状ですが
多くの方が日常的に食いしばりをされてることが
非常に多いのです。
夜寝ている間は
ほとんどの方が食いしばりをしています。
程度の差はありますが
食いしばり歯軋りをしています。
寝ている間は無意識でやっています。
しかし日中も
パソコン仕事をしながら
奥歯をギューット噛み締めながら
お仕事をしている方もいます。
これも無意識です。
上下の歯は本来
接触してはいけないものなのです。
ご存じない方がまだまだ多いのが現実です。
私の医院では患者さんに対して
上下の歯を意識的に離して下さい
とお伝えしています。
でも人間は忘れてしまう生き物ですので
パソコンの画面に「上下の歯を離す」とメモ紙を貼っておくんです。
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トイレとか
洗面所とか
車の運転席のハンドルの前とか
いろんなところに貼っておく。
そうすることで上下の歯を離すよう
意識することができます。
そして夜は寝ている間に
ギューット食いしばってしまうため
衝撃をクッションのように和らげるマウスピースを必ず装着して
お休み頂く。
こうやって
意識して頂くことが大事です。
顎関節症は
①顎が痛い
②口が開かない
③顎の音が鳴る
という症状でご相談にお越しになられます。
噛む時に使う顎の筋肉の問題から起こるものと
顎の周囲の関節の問題で起こるものがあります。
方噛み(片側の歯だけで噛んでいる)
硬いものを好んで高松市ネル
うつぶせ寝で寝ている
ほうづえをよくつく(顎を圧迫)
歯ぎしりや噛み合わせ異常など
その他、過剰なストレスによる食いしばりも関係してきます。
よく
顎の音がシャリシャリ、カクカクとなっていたのに
ある日突然音が鳴らなくなった
という方がいらっしゃいます。
顎の音が鳴らなくなったから
顎関節症が治ったと思われている方は非常に多いのですが
実は違います。
症状がさらに進行し
関節円板が完全にズレたり、ひしゃげたりすると
顎の音はしなくなるのです。
つまり、治ったのではなく「進行している」という可能性は
非常に高いのでまた急にお痛みがでる場合があります。
顎関節症の症状がおありになる場合には
おはやめに受診下さい。

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