最近、私共、吉本歯科医院にお越しくださる患者さんが

こんなお声をかけて下さることが多くなりました。

 

 「勉強してどんどん知識が増えてきました」

「自分の状態が自分でわかるようになった」

「レントゲンの見方が自分でわかるようになった」

 

長く通われている患者さんは、

「今ではちょっとした医学雑学博士よ(^^)」

「そのへんの歯医者さんよりは知識豊富になりました」

「どんどん知識が増え、もっと詳しいことを知りたくなりました」

 

こんな風に、ご自身の歯やお口の中に対する意識と知識が格段に上がっていることに患者さんご自身が驚かれていることがあります。

 

私どもにお越しになって、今までどれだけ自分の歯や口の中のことに無関心だったか、もっと早く知っていれば良かった、ということを痛切にお感じになり、いろいろなことを私どもに興奮気味にお話下さいます。

 

これが本当に、患者さんご自身の歯科に対する意識レベルが高まったということだと思います。

 

やっぱり、発信してよかった。

やっぱり、カウンセリング室で、診療室で、詳しいご説明をするようにしてよかった。

そう、思います。

 

日本人の健康に対する意識はまだまだ、低いと言われています。

こと、歯以外の部分に関しては、いろいろと気を遣っているけれど歯やお口に関してはまだまだ低く、国際的にみて、意識が低いそうです。

 

アメリカでは賢く意識の高い患者さんは、自分の診断をしたカルテや紹介状が手元になくてもある程度は、自分の症状や病気については、明確にかつ、完結に医師に伝えられる人が多いそうです。

日本では、まだまだ、そんなことは難しいですよね?

 

それは医療を提供する側にも責任があると思うのです。

 

医療側がどのように患者さんに接していったのか?

きちんと情報を提供しようと努力をしたのか

伝えようと努力したのか?

患者さんの意識を育てようと努力したのか

 

おそらく、そこまで意識をもって患者さんと接している現場はまだまだ少ないです。

 

患者さんの意識を育てるのは、医療行為のひとつである、そう私は考えています。

それも最も重要な医療行為である、と。

吉本歯科医院では、患者さんご自身が今、どういう状態なのかを自分でわかることができるようにするために、レントゲンの見方をお教えし、ご自分で診られるようになって頂く、ということを行っています。

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