例えばメガネを掛けている方、コンタクトレンズをされている方、いらっしゃいますよね。
大人になってから眼鏡や老眼鏡をかけるようになった方もいらっしゃれば、昔から小さい子供の時からメガネを使っているよという方もいらっしゃると思います。

どうして使うのでしょうか?

簡単ですよね、当然ですよね、使ったらよく見えるからです。
視力が落ちたからよく見えるようにメガネやコンタクトを使うのです。

今ここで仮に痛みを取るという技術に関して考えてみましょう。

歯科治療に置き換えてみます。
普通術者から治療しようとする歯を見るとこんな感じです。

肉眼で見た時にはこう見えます。
歯と1円玉を並べてみました。
こんな世界です。

ルーペで見るとこんな世界です。

歯の神経(歯の根)が3つ見えていますね。

例えば字が小さな本を読もうとした時、
字が見えないと読めませんよね。

ですから見えないのでどうしますか。

メガネを掛けますよね。

横に一円玉を置いてみました。
こんなサイズです。
コンタクトレンズを掛けますよね。
車の運転、見えてないと危険ですよね。
普段メガネをつけていらっしゃる方がメガネを外して車の運転、とても危険ですよね。

つまり見えている事に対してしか処置をすること行動を起こすことができません。

もちろん経験であったり、技術であったり、手先が器用であったり、すごく大事なことです。

しかしながら目が見えなくなってきたり、見えていたものが見えない、もしくは今まで見えてなかったものが見えるようになった時、それはまったく違う治療となるのです。

先ほどの続きです。
まず、お口の中をルーペでみると
こんな感じです。

歯の表面がばい菌で溶けてドロドロになっている状態です。


決して珍しいケースではありません。

一部が黒くなって肉に埋もれているため黒い部分を削ると出血してきます。


そのため、先生の診断によっては
この時点で「抜歯」を宣告される場合も少なくありません。

この表面のドロドロした状態をずはキレイに除去します。
まずここまでの処置が大変です。

黒い部分を削って除去し、まだ使えそうな硬さのある歯質を露出させました。
レーザーを用いて止血しました。

止血させることで、歯の神経の入口を3つ見つけることができました。


歯の周辺部分の赤くなっている歯茎から出血が起こるのですが、レーザー治療により
止血された状態で歯が良く見える状態になっています。
もちろん吉本歯科医院のこの炭酸ガスレーザーは保険では認められていません。

ここまでの処置ができるかどうかだけでも
抜歯か抜かずにすむかの診断が大きく変わってきます。

具体的にお話しましょう。

歯科の治療においては何ミリの世界が治療にとって必要なのか?
吉本彰夫は1ミリ、いやもっと狭い0.1ミリの世界で治療を行っております。

さらに顕微鏡で精密に見ていくと3つの神経の入口以外に白い点が見つかりました。

しばらくすると横から血が流れ込んできます。血との戦いです。

その白い点の穴の中に細い針を慎重に入れていきます。

注意深く入れないと細い針ですので折れてしまいます。

針が折れた時点でその歯は「抜歯」となります。

細心の注意を払って行います。

shinkei3.jpg

上の写真をご覧下さい。
神経の入口は3本に見えます。
しかし

白い点だった穴を針で広げていくと
4本目の歯の神経の入口が見つかりました。

imgshin.jpg

こういうことが吉本歯科医院では
当たり前に行なわれています。
顕微鏡を使えばどうなるんでしょうか?
はっきりと見たいところが見えます。

もし将来もっといい顕微鏡が出てきたら、おそらくもっと今では見えていないものが見えてくるようになるかもしれません。

吉本歯科医院にはそういう設備がすでにあります。

そしてわたくしどもは常にそういうよく見える世界で治療を行っております。
これが、私達の「あたりまえの基準」です。




原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです
あなたの虫歯が何度も同じところが再発する理由(その1)
あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その2)
あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その3)
あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その4)
あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その5)
あなたの虫歯が何度も同じところが虫歯になる理由。最新の虫歯治療(その6)

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