今回は吉本歯科医院での治療でとてもよく使用する「リン酸」についてです。

吉本歯科医院では、虫歯の治療、歯の根っこの治療、ほぼすべての
治療に対してその行程内容、使用している薬品が一般的な歯科医院さんとは違います。
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つまりやっていることがまったく違うのです。

治療をお受けになる患者さんは、診療台に座り、イスを倒し、治療がはじまってしまえば口の中で何が起こっているのか、知るよしもありません。

痛い
しみる
にがい
すっぱい
しょっぱい
振動が響く

など、口の中の感覚を頼りに何が起こっているのかを想像するのみ、です。

わかりやすい例でお話します。

例えば虫歯治療です。

私の医院の虫歯治療は通常の医院さんで行なっている虫歯治療よりも
時間も費用も通院回数もかかります

それでもご遠方からでもお越しになり、多くの患者さんにご支持し続けていただけているという理由のひとつが
「虫歯が再発を起こしにくいから」ということが上げられます。

みなさん虫歯治療を思い出して下さい。
虫歯治療をした時のことを。

通常は虫歯になり、歯科医院で治療する際に、まずは虫歯部分を大きく削ります。

次に、削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)や詰め物をします。
これで治療は終了です。

しかし、このプロセスの中に
■虫歯の再発
■治療したのにさらに悪くなっていく

原因があるのです。

今回は、吉本歯科医院で常に行なっている特殊接着技術についてお話します。

吉本歯科医院で治療をされた患者のみなさまは、
今一度お口の中を鏡でご覧頂き「ああ、私のこの歯はこうやって治療したんだな」と
その治療工程を改めて知って頂ければ幸いです。

多くの方は
この治療をなんのためにやっているのか?
今、自分自身が受けている治療のレベルがどの程度のものなのか?

という意味がわからなければ、不安になります。

今、やっている工程が、「一体何のために、必要なのか」がきちんと頭で理解することができた時、
はじめて納得し安心します。
どうぞ知って下さいね。

ただ単に、時間がかかっているだけでは、ないのです。
その治療を行うには、治療に必要な時間がどうしても必要なのです。

◆ ◆ ◆ トピックス ◆ ◆ ◆
なぜ何度も同じところが虫歯になるのか?
■ 口の中に入っている詰め物は何でできていますか?
■ 薬はちゃんと使えば、ちゃんと効く

私の医院では例えば虫歯治療で削った部分に新しいかぶせ物をかぶせる時や詰め物を入れる時に、
特殊な接着技術を用いております。

そして歯の被せ物を行なう前に歯の削った表面を薬剤にて徹底的に消毒します。

その後、特殊な接着技術により、完全に封鎖させるのです。

この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。

また言い換えればこの接着技術があるからこそ、他医院では
決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている、と言えます。

抜かないといけないと診断された神経も残すことができた
■抜かないといけないと診断された歯でも抜かずに治療することができた
■何度も同じところが虫歯になっていたが、治療後ピタリ再発が起こらなくなった

これらの事例が成功するには「そうなるべくして治療をしている」から、なのです。

治療が失敗するにも原因があるように、成功するのも理由があるのです。

たとえば、「リン酸」という薬品を私の医院では毎日のように使います。
医学、薬学、化学関係の患者さんも多くいらっしゃるのでご存知の方もいるはずです。
「リン酸」の化学式は (H3PO4)

虫歯治療の各過程
根っこの治療の各過程
詰め物の装着過程
歯周外科の根面処理過程等

ほぼすべての歯科治療で使用されています。
接着技術が必要な治療にもこの「リン酸」は使います。
当院で治療をされた方は思い出して下さいね。

お口の中がすっぱい水でいっぱいになったことがありますね。
あのすっぱい水、それが今回お話する「リン酸」です。

では、この「リン酸」ですが、吉本歯科医院での虫歯治療にどのように使っていくか、詳しくお話しましょう。

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