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香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
長年
原因がわからない歯の痛みでお悩みになり
吉本歯科医院にお越し下さった患者さんがお話して下さったリアルな体験談です。
お話下さった内容をそのまま
ご紹介します。
痛みの原因を正しく突き止めることで
将来あなたの歯の寿命を大きくのばすことができます。

歯がしみる~~~
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ある日突然起こった痛み
朝ごはんの時
熱いコーヒーを口に含んだ瞬間に
ズキっ!!
歯の神経に触るような痛みを感じた。

「うわ~~嫌だな、虫歯かな・・・」
そう思いながらも仕事へでかけ。
そして翌日も
同じように熱いコーヒーを飲んだ瞬間に
「歯がしみる!!これは何か起こってる!歯医者に行かなきゃ!」
歯がしみて痛い部分は
左の歯の奥から2番目の歯。
でも、この歯はたしか6、7年前に
歯医者さんで「歯の神経を取る治療」を受けているはず。
ということは
歯の神経がないので痛くないはず・・・・


歯の神経を取ったはずの歯が痛い!
どうして??


歯がしみるのを治すには歯の神経を取るしか方法はない
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数年前に歯の神経を取る治療を受けた時のことは
鮮明に記憶している、
その時も
「どの歯が痛んでいるのかははっきりわからないんだけど
とにかく熱いものを飲むとキーンと歯がしみて痛いんです!」
ということを
当時の歯医者さんに言ったことを覚えている。
その歯医者さんでは
歯がしみて痛いという症状が
あまりにつらいのであれば
その症状を取るには
「歯の神経を取る」という治療法しか手はない
という診断をうけた。
その時は
診断を受けた通りに
「ではその治療で」とお願いをした。
歯の頭の部分を大きく削り取り
歯の神経を取る治療を受けた。
※歯の神経治療では
歯の見えている部分(頭の部分)を大きく削り取り治療する場合がほとんどです。
下記は歯の神経治療前の歯の写真です。
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この状態から
下記の写真のような状態になります。歯の頭部分を削り取ります。
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歯の頭部分を削り取り
歯の根っこ部分が見えています。
歯の神経の入り口部分です。
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歯の神経を取った部分には上の写真のように
金属の土台が入ることが多いです。
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しかし
今思えば
虫歯でもないのに歯を削って歯の神経を取る必要はあったのかな?
神経を取った後のも
その歯はずっと痛いのが治まらないし。
たしかに
「コーヒーとか熱いものを飲むびに
歯がしみるのは困るので歯がしみないようにして欲しい」と
お願いはしたけれど
虫歯でもないのに
こんなに削って歯の神経を抜く必要あったのかな?
歯の神経を取る前に
歯の神経を抜いた後どうなるのか?
ということを説明して欲しかったと
数年前のことを考えてしまう。
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そして最初の治療から
3年後
また、歯の神経を取ったはずの歯が痛い。

歯の神経がないのに
歯が痛い
ということで
探して探して
吉本歯科医院さんを受診。
ここではじめて
噛み合わせが原因
ということを知った。
その日は
噛み合う歯の表面を少し削り調整する治療を受けた。
噛み合う歯同士のあたりを弱くしてもらった後
噛んでも痛くなった。


奥歯同士が強く当たり過ぎているから
奥歯にかかる負担が大きくなっている。
だから奥歯の負担を減らすために
当たりを弱くしてもらった。
ほんのわずかな噛み合わせの調整で
痛みがウソのように消えていった。
詳しく診断していってもらううちに
そもそも一番最初に治療した数年前のあの日に
ちゃんと痛みの原因を知っていれば
歯の神経を取ることはなかったのにと
思う。
コーヒーを飲む時に
歯がしみて痛いのをなんとかしたくて
「じゃあ、歯の神経取る治療で」となったが
あの時、噛み合わせが原因ということを知っていれば
歯の神経を取らずにすんだかもしれない。

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