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香川県高松市の
かみあわせ専門
吉本歯科医院の吉本彰夫です。
歯の治療をした後、詰め物や被せ物をします。
よく頂くご質問ですので
今回は、セラミックの詰め物、被せ物についてお話します。

セラミッククラウンとはセラミックという材料を使用して作ったクラウン形態、覆い被せる被せものという意味です。

セラミックインレーとはセラミックの材料を使ったインレー、いわゆる小さい詰め物という意味合いです。


大きく被せるタイプのクラウンか

小さい詰め物タイプのインレーか

という意味ですね。



小さい詰め物で問題ないのか?

大きく覆い被せるフルカバーの被せ物が必要なのか?

それは治療した部位の状態で決まります。


そして強度を要する場所なのかどうか?で決まるのです。


前歯と奥歯では全くかかる力が違います。

かかる強度も違います。


治療する場所であったり、必要とされる強度によってインレーを選択させる場合もあればクラウンを選択する場合もあります。


特に審美歯科の場合はその後の色の変化やインレーであれば

隣にはご自身の歯があります。


ご自身と詰め物をくっつけるためには接着剤が必要です。

見た目には、ご自身の歯、接着剤、詰め物というふうに見えます。


この層が見えるわけですからこの見た目を気にされる方もいらっしゃいます。

その場合には全体を覆い隠し接着剤の部分が見えにくい歯茎寄りの部分にしてしまうことによって、その段差や境目が見えにくくなります。


例えば、小学校の実験でもあるんですが、コップのそこに10円玉を入れて横から、斜め横から見たときに10円玉をみることはできません。しかし、水を入れると10円玉が見えるようになります。これは光の屈折によるものです。


ですから、日常生活においては色んな方向から光が入ってきますので、診療室では境目がわからないくらいきれいな仕上がりになっていたとしても、光の屈折、例えばオフィスなどの白い蛍光灯なのか?外での太陽光なのか?によっても見え方が変わってしまうのです。


見た目にわかりにくくていうのがどの程度までをご本人が求められるのかによっては詰め物ではなく全体に被せる方がいいこともあります。


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