香川県高松市の
かみあわせ専門歯科医院
吉本歯科医院の吉本彰夫です。

よく
奥歯を抜いた後
そのままにしている

入れ歯を作ったがとてもじゃないけど違和感がひどく使えないので
入れ歯をまったく使わずないまま噛んでいる


奥歯はなくても
噛めるので日常生活にまったく困らない
という方がいらっしゃいます。


しかし
今は良くても将来大変危険です。
その理由を知って下さい。

奥歯は大黒柱のような存在です。

奥歯を失ったままにしていると
前歯が飛び出てきたり
他の歯が動き始めます。



【奥歯がないままにしているとどうなる?】

今日は奥歯の大切さです。

奥歯を失われた時に、取り外し式の義歯(入れ歯)と言われる装置を作ったり、インプラントと言って新しく歯を作ったり、といういろんな処置がありますが、どれもちょっと躊躇しちゃう方多いんですね。


やっぱり口の中は髪の毛1本でも気持ちが悪いです。


そんなところにあんな大きな装置(入れ歯)がガーンと入ったら気持ち悪いですね。


いやいや奥歯はなくなったけど前歯があるから、
今噛めているからということで、実はそういう装置(入れ歯)を使わずに、インプラントは手術しないといけない、費用がかかる。いやいや前歯があるからって噛まれている方多いんですね。

実はそれは非常に危険です。


これは模型ですけれども、歯は全部で28本・親知らずを除くとあります。

形・大きさが実は全部違います。

奥歯というのはこんな根っこをしています。

カメラの三脚のような形で自分で立つ、
自立することができます。

強い力・大きい力を支えるということが奥歯ではできます。


しかしながら前歯で「奥歯の代わりができるのか?」ということです。


前歯はこんな根っこです。

根っこが1本しかありませんからとても立つということはできません。

奥歯であれば噛んだ時にガーンとその強い力を支えるということができますが、前歯は残念ながら支えられません。

前歯で噛んでいるとガツガツガツガツ突き上げられるたびに動いていくんですね。

ズレていきます。

そうすると歯と歯の間に隙間ができてきます。

そして飛び出てきます。

そしてグニャッと取れていったりということが起こってくるんですね。

奥歯には奥歯でないとできない役目役割がありますので、今前歯で噛めるから、前歯でお食事ができているから、奥歯はいらないというのは、将来的に非常に危険です。

ぜひ何らかの対策をなさって下さい。

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