咬み合わせを悪くする大きな原因

それは「親しらず」です。
親知らずははやめに抜かれることをおすすめします。
親知らずを抜かずに放置しておいたことで
隣の歯の神経を切断させ神経を殺してしまった
ということは、実際よくあります。
歯が痛い
虫歯かな
歯が浮いたような痛みがある
神経に触る痛みがある
このような症状を抱えてお越しになられるのですが
実際にお口の状態を骨から診ていくと
親知らずが押して、隣の歯の神経を圧迫していたり
隣の歯を押して虫歯のように穴をあけていたり
ということが
あるのです。
この写真をご覧下さい。
shinkeiappaku (1).gif
8が親知らずですね。
隣の歯7番目の歯の根と神経血管部分にラインを引いています。
8の親知らずが
横に向いて生えてきていますよね。
隣の7番目、6番目の歯に対して親知らずはグインと横にむいてきています。
このまま放置しておくと何が起こると思いますか?
8の親知らずが押す力は止まりません。
毎日毎日エイエイと、7番目6番目の歯を押し続けます。
そのうち
7番目の歯の神経が圧迫されてくるのです。
神経が圧迫されると
痛みはじめます。
痛いので患者さんは
「虫歯かな?」
と思います。
さらにそのまま放置していると
こうなります。
shinkeikireru.gif
8親知らずが7番目の歯の神経をチョンと切ってしまったのです。
親知らずが押す力によって
健康だった7番目の歯の神経が切断され殺されてしまったのです。
一度死んだ神経は元には戻りません。
神経を取った歯は枯れ木のような死んだ歯になるんです。
虫食いのようなイメージです。
神経を切ってしまうほどの力で押していくのが親知らずです。
もちろんとても痛いです。
神経を切るほどですので激痛です。
7番目の歯の神経を切られ、さらにすすむと6番目の歯も同じ運命をたどります。
しかし、親知らずが原因で咬み合わせを破壊する
ということを知らないと、単純に7番目の歯が虫歯なのかな?と考えてしまいます。
虫歯であれば
歯を削って詰めて治せばいい
と考えてしまうのです。
虫歯のように穴が空いているので
歯医者さんによっては「これは虫歯なので削って詰めて治療しましょう」
という治療になります。
しかし、原因は
ばい菌によるものではなく
親知らずを抜かずに放置しておいたために起こった症状です。
7番目の歯が痛くなった理由は
親知らずです。
歯が痛くなった時
痛くなったその歯だけをみていると
悪くなった原因を見過ごしてしまいます。
その歯の症状は必ずお口の中に原因があります。
その原因は何なのかを突き止めず部分だけの治療をしてしまうと
必ず再発します。
原因を口の中に残したままなのですから。
歯科治療に最も重要なのは「咬み合わせ」です。
咬み合わせを無視した歯科治療は
後が本当に悲惨です。
噛む力によって
歯は簡単に破壊されることを知って下さい。

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