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歯がしみる

冷たいものを食べるとキーンと神経にひびくような痛みがある

きっと虫歯ができたんだろう

そう、思われ受診される方は少なくありません。

上の写真をご覧くださいね。

歯と歯茎の境目が茶色くなっています。

 

歯が茶色くなっていたり、黒くなっているのを見ると

「あ、これは虫歯ができたんだ!だから痛いんだ」

思われてしまう方はとても多いです。

 

虫歯に違いない

と思い込んでしまわれるので

茶色になった部分を

「虫歯だと思うので削って詰めて治療するもの」

と想像されます。

 

実は、

この歯と歯茎の境目の茶色い部分は

虫歯では、ありません

 

くさび状欠損(WSD)という症状です。

過剰な力

かみあわせ異常により

歯の頭(エナメル質)と歯の根(象牙質)の境目に

力が集中し

歯が欠けたり

歯の神経(歯髄)が見えるところまで

いってしまうと

こんな状態になるのです。

 

かみあわせ異常による

歯の症状は

原因を探ることが難しく

ついつい自己判断で

虫歯だろう

歯周病だろう

と考えてしまいがちです。

 

歯がしみるには歯がしみる原因がお口の中にあります。

歯がかけるには歯がかける原因がお口の中にあります。

歯と歯茎の境目が茶色くなって歯茎が下がってくるのはそうなる原因が

かならずお口の中にあるのです。

https://www.8181118.com/director/2016/02/post-113.php

原因を取り除かない限り再発を繰り返すのです

虫歯菌によるものではありませんので

どんなに歯磨きをしても

治りません。

 

むしろ、

これは、虫歯だと思い込んでしまい

強くブラッシングしてしまうことで

余計に歯茎が押し上げられ

どんどんしみるのがひどくなったりします。

虫歯治療をしたけれど、何度も同じところが再発し、虫歯になってしまう

ということも、

「同じところが何度も虫歯になる」

には、必ず再発する原因があなたのお口の中にあります。

その原因は、患者さん自身の習慣かもしれませんが、

もうひとつ大きな原因として、「歯が壊れるような咬み合わせの状態であった」ということも、

あるのです。

まずは、「悪くなる仕組み」をどうぞしっかり理解して頂きたいのです。

私たちの歯は寿命との追いかけっこです。

少しでも長く、「噛める状態」を維持するために

過剰な噛み合う力からあなたの歯を守ることで、歯を失う時期を

大幅に遅らせることができます。

歯の破壊を防ぐ咬合安定マウスピース

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