香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。
上の前歯2本を何度も治療されている患者さんがお見えになりました、
前歯が欠けたり、割れたりするので
そのたびに、プラスチックの白い詰め物で修復をされていました。
プラスチックでつぎはぎの修復をしている部分は
茶色いスジが入って
いかにもつぎはぎしているように見えて笑った時に
とても気になる。
だから、この前歯2本をなんとか綺麗にして欲しい。
そして、若い頃に比べてこの前歯2本が前に突き出してきている気がするので
前歯2本を新しい被せモノをして
ひっこめて欲しい、というご相談です。
こちらもよくご相談いただくケースです。
たしかに、
前に飛び出た前歯2本なら
削って新しい白い被せものをしてしまえば
引っ込んで綺麗になりそうな気が、
します。
ほとんどの方が
そうお思いになります。
しかし、
実は出ている部分だけを
単純に被せ物をだけをやりかえをしてしまったら
必ず
次のようなことが
起こります。
☑被せ物が壊れる
☑被せ物が割れる
吉本歯科医院のHPでは何度も繰り返しお伝えしておりますように
虫歯になるには虫歯になる原因が
歯周病になるには歯周病になる原因が
歯が折れるには歯が折れる原因が
それぞれにお口の中に
あるのです。
詳しくはこちらをご覧下さい
それでも、
まあ割れたら割れた時、考えればいい
折れたら折れた時、考えればいい
被せモノが外れたらまたつければいい
そう、お考えになる方ももちろんいらっしゃいます。
しかし、話はそんな単純なものでは、ないのです。
詳しくはこちらをご覧下さい
その原因を無視したまま
見えている部分だけを
きれいに見せるだけの治療をしてしまう
後が、悲惨です。
前歯が折れた
前歯がグラグラしてきた
前歯が前にぐっと飛び出してきた
また
顎が痛い
顔がゆがんできた
いろいろな症状がありますが、その全ての大きな原因に「噛み合わせ(噛みあわせ)」のバランスの悪さ」があるんです。
「虫歯ができやすい」ことと「噛み合わせ(咬み合わせ)の悪さ」が関係するのか?
噛み合わせ(咬み合わせ)が悪い、
つまり歯が正常に並んでいないので、
その歯並びの悪い部分には当然虫歯菌が溜まりやすく、
いつもバイキンが住み着いている状態になっています。
ですので、噛み合わせ(かみ合わせ)が悪い方のお口の中は虫歯でいっぱい、ということがよくあります。
そして
前歯が折れた、ということは、
今回、歯が折れる前からもう既に折れやすい状態だった、ということがいえるのです。
歯は28本が正常に並んで始めてバランスを保っています。
その中でどこかの噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが崩れると、前歯が本来耐えうる噛む力以上の負荷がかかって噛んでいることになります。
ですので、日々の咬む力で少しずつ、前歯は折れやすい状態になっていっており、少しの衝撃や少しの咬む力である日突然折れてしまいます。
正常な歯並びであれば前歯はそうそう簡単に折れることはありません。
全ての治療において、吉本歯科医院では「噛み合わせ(かみ合わせ)のバランスが歯科の治療には最も大切である」と考えています。