当院の「歯を失わないためのお話」ニュースレターの記事が日本歯科新聞に掲載されました。CCI20130406_0003.jpg

CCI20130406_0001.jpg
「ニュースレターレターでリスク説明」

昨年から人々の間で不信感、不安感が広がっているインプラント。
日本歯科医学会、日本口腔インプラント学会などが情報発信を行なっているが、
個々の歯科医院レベルで信頼性の高い情報をどのように自院の患者に伝えるのかについて
悩みを抱える歯科医師は多い。
香川県高松市の吉本歯科医院(吉本彰夫院長)は、院内で発行しているニュースレター38号の
でインプラントを特集。
メリットの部分よりもリスクの部分に大きな比重をかけた情報発信を行なった。
特に強調しているのが、インプラントメーカーの合併や消滅によって部品供給が止まりやすいことによる
リスク。
仮にインプラントを取り外す必要が出てきた際にも、専用ドライバーの生産が中止していれば
低侵襲の対応ができず、フィクスチャー周囲を大きく削る処置が必要になると明記している。
そして、インプラントメーカー、インプラントの種類と型番、上部構造はネジ固定か接着か、
接着の場合は接着剤の種類、外す場合の方法について、施術した歯科医師から情報提供を受けることの重要性を説いている。
また、インプラントトラブルの8割は2年以内に発生するが、周囲炎が進行しても天然歯と異なり
症状が出ないため、メインテナンスを忘れてしまうことが予後不良につながる点を指摘。
さらにインプラント治療をした以外の部分を治療された場合には、必ず咬合のチェックを受けるべきことを説き、「症状がなくても定期的に来院してほしい」と呼びかけている。

Follow me!