接着ブリッジが取れた時の対処方法|歯を削らない接着ブリッジ治療なら吉本歯科医院

香川県 高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

過去にうけた接着ブリッジが取れてしまったので付け直して欲しいというお問い合わせ非常に多く頂きます。

中にはお仕事で日本全国を転勤されている方は何度も取れてしまうのでその都度、転勤先の歯科医院で仮止めをしてもらったりしてしのいでいるというお話もよく聞きます。

接着ブリッジとは

接着ブリッジとは「歯をほぼ削らないブリッジ治療」のことです。歯を削るのではなく接着するのが「接着ブリッジ」です。

この方法は両隣の歯を大きく削るのではなく、両隣の歯の裏側だけ少し削りその部分に「接着」させブリッジを支える治療法になります。

 ご自分の歯をできるだけ抜きたくないご自分の歯をもうこれ以上、削りたくないといと思われていらっしゃる方にもっともお伝えしたい技術のひとつがこの「接着ブリッジです。   接着ブリッジとは歯を削る量がとても少なくて済む歯冠修復法です。 

接着ブリッジは難しい

接着ブリッジはすばらしい治療法なのですが、問題は「歯科医師の非常に高度な接着技術や歯科技工士の精度の高い技工技術が要求される」という点です。本来の接着ブリッジの厚みはわずか0.7ミリ以下です。0.3ミリで作製する症例もあります。作製するのも困難なのです。現在保険で適用されているものにも接着ブリッジというものがありますが、使用する金属も物性が弱く安価なものであり厚みも1.5ミリ必要です。つまりそれだけ多くの歯を削る必要があります。

非常に高度な接着技術を必要とする技術のため、きちんと接着が行われていない場合には「外れやすくなる」再度装着する際にも技術が必要ということがあります。

当院の院長は「公社)日本補綴歯科学会」の「指導医」と「専門医」の資格を有しております。「指導医」とは「専門医」を育成したり指導したりする立場に与えられる資格です。さらに一社)日本接着歯学会 接着歯科治療専門医の資格を有しております。

補綴とは、欠損した部位の形態と機能を人工物で補うことを指すのですが、接着ブリッジ治療も実は「補綴」に当たります。補綴指導医が行う接着治療では安心して治療をお受け下さると思います。

接着ブリッジが外れる原因

接着ブリッジを装着して何年か経過してから取れてしまったとご相談にお越し下さる方のお口の中を診させて頂くとお口の中には必ず「接着ブリッジが外れてしまう原因」があります。

原因①咬み合わせが変わってしまっている場合

歯は実は一生動きます。固定されているのではなくわずかですが歯は一生動き続けています。50歳頃からだんだん歯並びが崩れてきたとお感じなる方が増えてくるのは「歯が動いてきている」証拠です。例えば10年前に接着ブリッジを入れた場合、その時と全く同じ咬み合わせ状態であるということはまずありません。上下左右バランスの咬み合わせの位置は変わってきています。歯もすり減っていきます。あまりにも変わってきた場合には毎日の咬みあう力により接着ブリッジを入れた部分の当たりが強くなったり横から押されたりなどして簡単に外れてしまうようになります。一度外れるとそのまま再装着しても何度も外れてしまいます。

このような場合にはまずは咬み合わせ調整してから再度接着ブリッジを付けることができるかどうかを確認する必要があります。

もし、咬み合わせを無視したまま単純に外れたから接着材でくっつけておこう、と付け直してしまうと、今度は装着した部分しか当たる部分がなくなり、他の歯よりも早く強く当たる歯が破壊されるという事が起こります。

特に前歯が折れてしまうとその歯は抜歯しかなくなることが多いです。咬み合わせが変わってしまい接着ブジッリが外れてくれたからこそ、前歯が壊れずにすんでいるケースは非常に多いです。

吉本歯科医院では接着ブリッジが外れた方には外れた状態でしっかりガンガン噛んでギリギリすり合わせをした状態と接着ブリジを戻した時にガンガン噛んだりギリギリした時に同じ状態かどうかを確認します。ほんとどの場合は「違う」「違和感」とお感じになります。

原因②接着ブリッジだけれどもきちんと接着がなされていない場合

接着ブリッジ治療のために開発された接着ブリッジ専用の接着材、専用の金属というものがあります。接着ブリッジを成功させるにはこの接着材を使い治療を行っていくのですが、通常の歯科医院ではこの接着材を常備しておらず一般的な接着材を使って接着ブリッジを装着しいるケースもあります。また、接着ブリッジは非常に高度な接着技術を必要とします。

接着ブリッジが外れてしまった時はどうするのが最善か?

接着ブリッジが外れてしまった場合、特に出張先などで急に外れてしまった場合などどうするのか最善なのか?お伝えします。

よく頂くご質問は「取れてしまった接着ブリッジを仮止めをしてもらう方がいいのか?」「それともしっかりつけてもらうのがいいのか?」というものです。

お答えは、「咬み合わせ状態」による、ということになります。

例えば10年前に接着ブリッジを入れた場合、その時と全く同じ咬み合わせ状態であるということはまずありません。上下左右バランスの咬み合わせの位置は変わってきています。あまりにも変わってきた場合には毎日の咬みあう力により接着ブリッジを入れた部分が当たりが強くなったり横から押されたりなどして簡単に外れてしまうようになります。一度外れると何度も外れてしまいます。

このような場合にはまずは咬み合わせ調整してから再度接着ブリッジを付けることができるかどうかを確認する必要があります。

もし、咬み合わせを無視したまま単純に外れたから接着材でくっつけておこう、と付け直してしまうと、今度は前歯しか当たる部分がなくなり、前歯が破壊されるという事が起こります。

前歯が折れてしまうとその歯は抜歯しかなくなることも多いです。咬み合わせが変わってしまい接着ブジッリが外れてくれたからこそ、前歯が壊れずにすんでいるケースは非常に多いです。

仮止めをしたり、しっかり接着材でくっつけてしまうと、咬み合わせが変わってしまっている場合には、他の場所、特に「前歯」に大きな負担がかかることがよくあります。その場合には、簡易的にくっつけるのではなく、外した状態でおいておき、治療に専念できる時間がある時に、元々作製された先生もしくは咬み合わせ専門医のもとで接着ブリッジの再セットを行うことをお勧めします。

インプラント治療なら香川県高松市の咬み合わせ専門 吉本歯科医院

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